中学時代のアルバイトでの経験と気づき

個人事業主として1.5年
会社経営を4年目に突入し、
すでに5年間は個人で仕事をしてきているわけですが、
4月で僕自身も27歳を迎えたということで、これまでの期間を分析してみました。

 

1、中学時代のアルバイトでの経験と気づき

 

僕は中学2年生の時から家庭の事情で飲食店でアルバイトを始めました。
部活から帰宅後、18時~22時までバイトをしていました。
(土日もほぼ毎日やってました。)

1ヶ月で20日以上働き、計80~100時間働き続けましたが、
もらえた給料は、たった5,000円でした。

今計算すると時給が50円だったということになります。

 

しかし、当時はその金額で満足していました。

中学生で毎月5,000円がもらえるって何も困らなかったので、何も感じなかったのだと思います。
(毎月ゲームソフトを買えるくらいの金額)

 

一年ほど経ち、中学3年生の時に携帯を契約しました。
当時ガラケーが流行っていて、周りの友人も持っていたので、僕も契約することに。

 

両親に相談してみると、
「僕自身のアルバイト収入で携帯料金を支払えて、テストの成績で学年15%以下になったら契約して良い。」
と言われたので、バイト後深夜2時くらいまで猛勉強して、
次のテストで学年上位10%に入り、両条件を満たして契約をすることができました。

 

携帯を契約して、メールや電話ができるようになったのですが、
今まで僕は、ほとんど貯金しかしてこなったのに、月6,000円ほどの携帯代支払いが初めて生まれました。

 

ここで僕の財布事情は一気に収支マイナスになりました。
毎月1000~2000円のマイナスになります。

「や、やベー、、、」
「このままだと、直に貯金がなくなってしまう、、、」

と当時感じたことは今でも覚えています。

ここでようやく、収入をもっと増やしたいと思うようになりました。
(お金が足りないってことに気づきました。)

 

次の日、僕は何をしたかというと、
賃金が上がらないのかを店長に交渉をしました。

「流石に時給50円はひどい」とか、
「実際はもっと働いている」とか。
(タイムカードが存在してなかったので)

 

他にも、
「労働基準法に違反している」とか
「最低賃金を守ってない」などです。

 

今考えても正論といえば正当な要求だったと思いますが、
雇われている以上雇用主が”うん”と言わなければ、何も状況は変わりませんでした。

僕はなんども頼み込みましたが、その要求は却下されていました。

 

ここで、
雇われている以上、どれだけ文句を言っても仕方ないということに気づきました。

(自分が我慢するか、違うアルバイトに変えるしかない)

 

なぜなら、
・1時間に1人もお客さんが来ない時も時給は発生している
・皿などを割ってしまっても損害は請求されない
・お客さんに迷惑をかけてしまっても責任を取るのはお店
だったからです。

 

起業したら、
自分で営業回りをして、お客さんを連れてきて、
商品を作って、サービスを提供して、、、

 

そんなマニュアルも無いためゼロから全てをやらなくてはならないけど、
お客さんは目の前にいる。
そして、接客マニュアル通りやればいい。

 

つまり僕はリスクを何も取っていないし、簡単なことしかできていないからだということに、幼いながら気づきました。

 

【中学生(15歳)の時、気づいたことまとめ】

・お金に困ることが収入を上げたいと思う第一歩だった
・リスクを取らないとリターンは得られない
・雇われている以上文句を言っても意味がない。(給料は上がらない)

 

次回高校生・大学生になって経験したこと、気づきを話していきます。
ぜひ、お楽しみに。

profile

赤池鎮

1992年生まれ、愛知県出身。

株式会社Assence代表取締役

【中小企業がマーケティングで大企業を超える】をコンセプトに。

■都内港区で会社経営6年目
■マーケティング事業(広告、PR)
■WEB制作事業(HP•LP、LINEメディア)
■YouTube登録者約1.4万人
■飲食事業(in渋谷)

マーケティング視点での制作が強み
広告〜売上までの仕組みを作る専門家

現在ではマーケティングのオンラインサロン運営、コンサルタント、企業コンサルティング、全国で講演活動を行う。

決して一つの枠組みで括る事の出来ない存在だが教員としての確かな指導力と絶対に諦めない情熱を兼ね備えた「エンタープレナー」として、日々、ビジネスシーンに多大な影響を及ぼしている。
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