「ギバーとテイカーの話」
ギバー: 自分が得る利益よりも多くを与えようとするもの
テイカー: 自分が与えた量よりも多く利益を得ようとする者
マッチャー: 自分の利益と相手の利益を同じにしようとする者
最近読んだ本の中で、ギバー(与える人)とテイカー(受け取る人)の印象に残る話がありました。
それは、
アメリカのペンシルベニア大学の有名心理学者が成功という尺度を測った時に、
もっとも失敗しやすい性質の人が、
なんと、、、ギバーでした。
意外ですよね?
「……なんだよ!
じゃあオレは人に与えるのやめるよ!」
って思う人がいると思いますが、
この話にはまだ続きがありまして、、、
実は、逆にもっとも仕事で成功しやすい人も
なんと、、、、、、
ギバーだったんです!!!
そして、
テイカーとマッチャーは、つねにギバーの間にランクされているとか。
<成功>
ギバー
マッチャー
テイカー
ギバー
<失敗>
という、
マッチャーとテイカーはギバーのサンドイッチ状態ということを覚えておいてもらえたらと思います。
ここで伝えたいことは、
成功と失敗は紙一重と言うことです。
ギバーが大成功する理由は簡単で、
短期的にはテイカーが利益を稼げるものの、テイカーが勝つと必ず負ける者が出てしまうのに対し、
ギバーが利益を得ると周囲の人間にも良い影響が広がっていくからです。
周囲の人たちと長期的な良い関係が築けることで、最終的にはギバーが勝利を収めるわけです。
だからこそ、
自分がうまくいった経験、失敗した体験、
決断した理由、今まで人生で学んだことを人にどんどんシェアしていく人が成功するんだと思いました。
与えることがないとか、
自分なんかが与えることができないとか
人はすぐに、できない理由を考えますが、
それは、マッチャー、テイカーです。
自分の欲しい情報だけ、もらう。
人には与えず、もらったらさようなら。
どこかの車屋にいるディーラーの営業マンのようですね。
先日、
僕が主催するビジネスと投資を教えるコミュニティの月一勉強会がありました。
塾生の方は全国で1400人になります。
今回の勉強会では、50~100人くらいの方が来ていましたが、
こんな僕にも積極的に話しかけてきてくれて、与えようとしてくる塾生の方がいるんですよね。
やっぱり、
僕の知らないことを知っている人や、
様々なことを経験されている人の話は得るものが大きいです。
ランチを食べながら、塾生の方に
僕が経験したこと、僕の周りの人の体験談を話しているだけで、
子供のように、目を光らせて聞いてくれて
そこに笑いが起こったり、真剣な話になったり、、、
ほんとに、
人に与える人や仕事って素晴らしいと思いました。
そのためにも、今年25歳。
もっと色々なことにチャレンジしたいです。
ギバーになるためには、まず自分がチャレンジです。
人がやったことがない、したことがない、聞いたことがないからこそ、価値があります。
20代で経験できないことをチャレンジして、失敗、成功を繰り返して、
それを関わってくださった方に伝えたいなと思いました。